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2014年9月

2014年9月30日 (火)

御嶽山の雷鳥

紅葉の見頃を迎えた秋の御嶽山が突然噴煙を上げました。
27日の噴火で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り致しますと共に、今尚安否不明の方
々の一日も速いご帰宅を切に願っております。
御嶽山が噴火した前日の26日に、私は同じ稜線上の飛騨頂上に立っていました。噴火が始
まる24時間前の事でした。御嶽山は複数の山頂が連なる南北に長い山で、今回噴火したの
は南端の剣ヶ峰近くからで、私が登った飛騨頂上は北端の継子岳の隣の山頂になります。
私は幸いにしてこの噴火から逃れる事が出来ましたが、当日間近で噴火に遭遇された登山
者の方々の恐怖はどれ程のものだったのか計り知れません・・・紅葉の山頂で、念願だった
雷鳥やイワヒバリの撮影も叶いました。被害に遭われた方々を思うと喜ぶ心境にはなれませ
んが、この様な以前の美しい御嶽に戻る日を願い、写真を公開させて頂きました。
以下の写真は今回の山行で撮影したものです。山頂から始まった紅葉が山腹をゆっくり降り
て行きます。ダケカンバの黄色やナナカマドの赤色が眼に鮮やかです。岐阜県の登山口から
6時間かけて辿り着いた飛騨頂上。緩やかに吹く秋の冷たい風が汗をかいた身体に心地良
い。継子岳に続く稜線の道沿いで憧れだった雷鳥の親子に出会いました!突如ハイマツの
下から姿を現す雷鳥の親子。今年誕生したと思われる幼鳥は親鳥と見分けが付かない程に
成長しています。6羽程の群れはゆっくりとハイマツの間を移動し、やがて稜線の下へと消え
て行きました。
あの雷鳥の親子は今どうしているのでしょう・・遥か昔から高山の稜線付近のみで生息し生
き延びて来た雷鳥。きっと今回の噴火にも耐え生き延びてくれる事を信じています。
今も続く御嶽山の噴火活動ですが、一日も早い終息を願ってやみません。

Nikon1 V2 + 1 NIKKOR 30-110mm

Dsc_2749_raityou
#1 雷鳥

Dsc_2726_raityou
#2

Dsc_2703_raityou
#3

Dsc_2752_raityou
#4

Dsc_2671_iwahibari
#5 イワヒバリ

Dsc_2658_iwahibari
#6

Dsc_2675_mamakodake
#7 継子岳の紅葉

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2014年9月 3日 (水)

秋の装い

秋の渡りが始まる前に、ノビタキが居る高原へ再度行って来ました。
「冬羽に衣替えしたノビタキがススキに留まり秋の風に揺れている」と言うシーンを想像し高
原へ出掛けましたが・・現地は早朝から濃い霧に包まれ、時折雨も降る悪天候。霧が晴れて
来た所を見計らって車でフィールドを周ります。ススキの穂は所々で見られますが、まだ時期
が早い様で、農道沿いにチラホラと伸びているのみです。ノビタキは前回・前々回と撮った休
耕地にはその姿は見らません。広い牧場の中を探して周ると、牧草地の端の荒れた草地の
中に10数羽のノビタキの群れを発見!双眼鏡で一羽づつ確認すると、殆どの個体がまだ換
羽の途中ですが、中には冬羽へ衣替えが完了した綺麗な個体も見られます。ノビタキが群れ
る場所は距離も遠く牧場の柵の向こう側なので近付く事が出来ません。牧草地の中にはコオ
ニユリの花がポツンポツンと咲いていて、その中の一輪にノビタキの数羽が時折近付いて来
ます。「ススキとノビタキ」は諦めて、コオニユリの花株に留まるのを待つことに専念しました。
雨は止みお天気は回復したのですが、一向に花に留まる気配はありません。夕刻も迫り諦
めて車に戻り撤収を始めた時、ふとコオニユリの花株に眼を移すと、ノビタキが花の上にチョ
コンと留まっているではないですか!慌ててカメラをセットして再度撮影に挑みます。目的だ
った綺麗な冬羽の個体を撮る事は叶わなかったのですが、何とか秋のノビタキの情景を収め
る事が出来ました。

Nikon D7000 + 500mm f/4G

D70_9783_nobitaki
#1

D70_9743_nobitaki
#2

D70_9692_nobitaki
#3

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